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want to be ...
第9章 さよなら
「あんた、セックス下手くそすぎなのよ!
自分が気持ちよくなることしか考えてないじゃない!
短小の癖に…あたしがあんたと結婚したのはね、
お金のためよ、お金のため!
金持ってなかったら関わりもしなかったわ」
「…っ!?何だと…!?」
「それに何?「俺達の愛の結晶残そう」だなんて…
笑っちゃうわ!あはははは!
そんなクサすぎるセリフ言っていいのはイケメンだけよ!
イケメンだけ!分かる?イケメンだーけ!
あんたみたいなカエルとバッタ混ぜて太らせたような
ブサイク男が言っても気持ち悪いだけなのよ!」
「なっ…!?俺は、今までたくさんの女に…」
「はぁ?かっこいいとか言われたの?
じゃあその女達の目が腐りきってるか
お金持ってるから、って意味で言ったんでしょうね!
もちろん後者だろうけど」
「っ…!黙って聞いてれば…」
「はぁ?黙って?黙って聞いてれば?
じゃあ今あたしに向かって投げたのは何!?
いつもそうやってキレて物に当たったり
あたしに暴力振るったりするでしょう!?本当に最低…
お金持ってるところしかいいところないわね」
「…!」
なんか…すごいやり取りしてるな。