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want to be ...
第14章 愛の結晶






なぜか悔しそうに渋々扉を閉めようとして、閉まりかけた直後、


「あ。杏奈、結果1人で見るなよ。
2人で見るんだからな」


と言って、閉められた。


きゅん。


な、何…今の。


物凄く可愛かったんですけど…


当たり前じゃないですか…絶対一緒に見ますよ。


それを蒼汰さんから言って貰えるなんて…嬉しい。


少しきゅんきゅんしつつ、説明書とにらめっこしながら作業を行った。












「どうだった!?」


トイレから出ると、覗き込むようにして待ってた蒼汰さんの言葉と至近距離にある綺麗な顔に驚いてビクッとしてしまった。


「っ、あ…すぐに箱の中に入れたから、
まだ分かんな…」


「そ、…っか。部屋戻るか」


「はい…」


無言で蒼汰さんと肩を並べ、寝室に戻る。


もしかして…


さっきのあたしの疑問は気のせいみたいだった。


生理痛がかなり酷い方のあたし。


この重くて怠い感じのお腹の痛み…生理痛かな、って思ったけど、下着に何も付いてなかったし…


気のせいにしては、…うーん。


まあ気のせいって事にしておこう。


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