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want to be ...
第14章 愛の結晶
っ…ええぇ…!?
ちょ…待って待って。
あたしと雫、結構やばい事言ってなかったっけ。
胸板がどうとか1度でいいから抱かれてみたいとか勝手に色々想像してたし…
「大樹、「お前のセフレとやら、凄ぇな」つってた」
…いやぁぁあー!
そんな…嘘でしょー!?
隣にいたなんて…そ、そりゃ、この人達の容姿だと女の子達黙ってないだろうし、女の子集まるだろうけど…!
「ご、ごめんなさい…っ」
「別にいいけど…俺の話より大樹の話の方が
盛り上がってたのにはムカついたかな」
「そ、そうですよね…
あんなおっきな声で公共の場であんな話…、
…え?」
む、ムカついた?
「でも、嬉しかった。
杏奈、俺の事凄ぇ考えてくれてたんだな。
いい所も悪い所も言ってくれててさ…自分見直せた。
細かい所まで俺を見ててくれてありがとう。
それでいて信じてくれてありがとう。
改めて、お前に惚れたよ」
ずきゅぅぅん。
今まで以上に優しい言葉に、顔が真っ赤になる。
「あ、あたしも、ど…どんな蒼汰さんでも…
大好きで、んんっ」
唇を塞がれて、勢いでベッドに倒れたあたし。