この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
want to be ...
第17章 俺と杏奈の関係 蒼汰SIDE






なぁ、何で?


どうしてそこまで「俺」がいいの?


顔か?セックスか?


この「俺」のどこがいいんだよ。


いったい俺のどこに杏奈は「大好き」って言う位惚れたんだよ。


俺に寄ってくる女なんて、顔か金目当ての女しかいないんだぜ?殆ど。


うち、実は資産家で、俺の兄や姉は結構人間関係苦労したっぽくて。


だから俺も思いきって打ち明けてみたんだけど、「だから何?」みたいな顔されて。


「蒼汰さんのご両親、素晴らしいじゃないですか。
きっと、蒼汰さん達ご兄弟が
これから苦労しないようにって、
考えて貯めてくださってたんだと思いますよっ」


全く目の色を変えなかった。


杏奈のご両親もお金持ちだったらしく、叔母から毎月口座にお金が振り込まれる、って話も聞いてたから、お金の使い道について聞いてみても。


「実は…えっと、全部…って訳ではないですけど
殆ど使ってないんです。その…あたし、
返済のいらないお金を国から戴いてまして。
そのお金で生活させて戴いてて…。
恐らくあたし、人より物欲がないんです。
だからほしいものとかもあまりなくて、
どうせなら今後の為に貯めておこうかなって。
もしもの時の為に、叔母から戴いてるお金には
余り手を出さないようにしてるんです」


/500ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ