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第3章 再会

あたしも美咲さんのように、彼に愛される特別な女の子になりたい。


どうしたら美咲さんになれるの？


どうしたらあたしを見てくれるの…？


そう思って、泣き明かしたり眠れない日が続いた。


付き合ってみた男の子とも、セックスばかり求めてくるからすぐ別れてしまった。


その男の子も、身体目当てみたいだったし…


あたしには、身体目当ての男の子しか近付いて来ないのかな…？


混乱して、どうしたらいいのか、何をしたいのか分かんなくなってたんだ。


でも…どうしてかな。


蒼汰さんのこと、諦められない…


諦めたくないんだ。


だって、このまま何もしなかったら絶対後悔する。


この恋をなかったことにしたくない。


あやふやなまま、何もしないまま終わらせたくない…


だけど、声をかける勇気が持てない…


そんなもやもやした気持ちを抱えていたある日。


あたしに、転機が訪れた。