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want to be ...
第19章 俺と杏奈の1か月 蒼汰SIDE
こっちは酔い完全に冷めちまったわ!
酷い疲労感を感じながら漸く7階に着くと、扉が開いた途端嬉しそうに出て行って、美咲が待つ自分の部屋のチャイムを押す大樹。
ため息を吐きながら俺もエレベーターを降り、自分の部屋の鍵を開けてると、大樹は出てきた美咲の腕を引き壁に押し付け、濃厚なキスをかました。
うん…何かもう、笑うしかないです。
つーか…美咲、喘ぎ声エロすぎんだが。
格好もエロすぎんだが。
風呂上がりなのかまさかの部屋着なのか、Tシャツ1枚…おそらく大樹の。
ぶかぶかのTシャツ着てる美咲は、ギリギリ見えそうで見えなくて、形いい脚がすげーそそるし、凄く…
「…っおい蒼汰、人の女エロい目で見んじゃねぇ」
唇を離し、俺を睨み付けた大樹。
…じゃあそんなところでキスすんなっつの。
つか酔ってんのか酔ってないのか…どっちだよ。
壁を伝って床に崩れ落ち、荒い息を吐く美咲。
その表情も酷くエロい。
「みーさき」
床に座り込んでる美咲に壁ドンするように壁に手をついてる大樹。