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want to be ...
第25章 Request Story♡ 2人の1日 Ⅲ
唇をこじ開けられ入ってきた熱い舌。
「…っ、んん…っ」
あたしの舌を絡め取り、貪られる。
「…っあ、蒼汰さ…、…っ!」
唇を離され見上げると、突然視界が反転した。
「あ…っ!?やだ、蒼汰さん…!」
するならベッドでしようよー!?
押し倒されたのは、部屋に入ってすぐのフローリングの上。
浴衣越しに感じる硬い感覚…少し痛い。
でも、自力で起き上がれない。
だって浴衣なんだもん!
けど、蒼汰さんに余裕が感じられないのはすぐに分かった。
というか朝から蒼汰さん、少しそわそわしてたような…?
何かあったっけ…?
相変わらず手帳は毎日付けてるけど、今日特別な事何もなかった気が…
「…あのさ。悪ぃ杏奈…今俺、余裕ねぇの」
…それは見てて分かります!
既に蒼汰さん、セックスモードに入っててめちゃくちゃエロいんですもん!
「…、あー、でもなぁ。せっかく浴衣なのに、
フローリングだと痛ぇよなぁ…」
「…!?」
…今何とおっしゃいました?
え、こんな入り口でしちゃうの!?
困惑してると、再び視界が反転する。
「きゃぁあっ!…っあ…」
抱き上げられて降ろされたのは、ふかふかのベッドの上。