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want to be ...
第25章 Request Story♡ 2人の1日 Ⅲ
すぐにあたしに覆い被さった蒼汰さんに唇を塞がれ、更に困惑してしまう。
…長い長い、口付け。
いつもより熱い蒼汰さんの舌。
頭が朦朧として、体から力が抜ける。
何度、口内に溜まる唾液を飲み込んだか…
生理的な涙まで溢れ、多分…腰も砕けちゃってる。
「…っぷは…」
あたしの表情を見て、再び唇を塞がれる…その繰り返し。
ようやく解放された時には、あたしはぐったりとして、ただ荒い息を吐くしか出来なかった。
繋いでいた唾液の糸が切れると、蒼汰さんはゆっくりあたしの首筋に顔をうずめた。
「あっ…っはぁ、ぁんん…っ」
もう…おかしくなっちゃいそう…
…ううん、とっくにおかしくなってる…
キスマークを残していく蒼汰さん。
ああっ…そんなところ、隠せないよ…
体を捩って蒼汰さんの体に腕を巻き付けると、ぺろりと唇を舐める蒼汰さんに感じさせられ、再びキスの嵐に溺れさせられる。
だめっ…イく。
…イっちゃう!
「…っ、…!」
蒼汰さんに唇を奪われたまま、あたしの体が跳ね上がる。
…と、奪われたままの唇を離され、脱力してベッドに体を沈め、荒い息を吐いた。
「はぁ、はぁ…っ!…っん、蒼汰さ、どして…っ」
「…っち」
…えぇ、舌打ち…!?
なぜ…!