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want to be ...
第25章 Request Story♡ 2人の1日 Ⅲ
「ふあ…っ!」
ぞくりと体が震え、仰け反る。
あたしの体に覆い被さって剥き出しの肩を愛撫してくれていた蒼汰さんは、やがてあたしから体を離し、あたしの体をベッドの端に転がした。
「…っ!?」
ころりと仰向けに転がりベッドから落ちかけたところで蒼汰さんの腕に止められ、意地の悪い表情を浮かべて膝立ちしてる蒼汰さんに見下ろされる。
「…な、杏奈。お前の体…準備万端?」
そう言って口角を上げる蒼汰さん。
その言葉に、ゆっくり頷く。
今洪水状態ですよ…きっと。
「ん…そう。分かった」
にこにこ微笑む蒼汰さんを首を傾げて見つめると、帯を抜き取り甚平を脱いだ蒼汰さん。
そしてあたしの腰のすぐ横に手をついたかと思うと、反対側の手であたしの浴衣の帯を掴み思いきり引き抜かれた。
「っ!わぁあ…っ!?」
必然的にあたしの体はベッドを転がり、帯を抜かれた勢いで裾が乱れ、肌が剥き出しになる。
これ、あれじゃん!
時代劇とかにある、「あ~れ~」ってやつ!
空気読んで「あ~れ~」って言ったら面白いかな!?