この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
want to be ...
第26章 Secret Story 大樹 × 杏奈






玄関に向かう大樹さんの後を追い、笑顔で手を振って送り出す。


小さく笑って扉を閉めた大樹さんを見届け、リビングに戻り大きく伸びをして、後片付けする為に大樹さんが座っていた蒼汰さん用の椅子を引くと。


「えぇっ!」


大樹さんのお財布!


ちょっとぉお!


大樹さん、何しに行ったんですか!?


逆に何を持って行ったんですかー!


あっ、ポケットに入ってたのに落ちちゃったの!?


急いで大樹さんのお財布をひっ掴んで部屋を出る。


エレベーターほとんど使わない人らしいし、さっき出て行ったばかりだから階段降りれば間に合うよね!


エレベーターを素通りし階段を下り、途中で立ち止まって手すりから身を乗り出すと。


「…っ、大樹さん!」


階段をのぼってくる大樹さんの姿が見えた。


「財布忘れた…」


「持ってきましたよ!今そっち行きま…っあ!」


出てくる時に急いで足に引っ掛けたスニーカー。


靴ひもがほどけてるのに気付かず穿いて出てきて、左足で右足の靴ひもを踏んでしまい…


バランスを崩して階段から落ちてしまった。


「っ!危な…っ」


大樹さんの驚いた顔が見えて。


そこからがスローモーションのように感じて…


大樹さんに抱きつくように倒れかかってしまった。


/500ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ