この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
want to be ...
第29章 素直な気持ち 雫SIDE
腕を引かれ、ベッドに勢いよく押し倒されて…
その内抵抗も出来なくなってしまった…執拗で熱っぽい愛撫のせいで。
服を脱がされて、焦らされながら体中に落とされたキス。
触れられただけでイくなんて、柾とは経験出来なかった。
イくって言ってもこんな、快楽に支配されて、何も考えられなくなるようなのなんて…
そして入ってきた、男の人のモノ。
…有り得ない。
こんな大きいの、見た事ない。
何度意識吹っ飛んだか分からない。
熱い。
辛い。
苦しい。
だめ。
助けて。
もう無理。
気持ちいい。
気持ち、よすぎて…
あぁ、これがセックスなんだ、と思った。
セックスってこんな気持ちよかったんだ、って。
男の人はなかなかイってくれなくて、あたしはひたすら意識を飛ばして引き戻されての繰り返しだった。
更に、いろんな体位にして抱かれ、正常位かバックでしか抱かれた事がなかったあたしには刺激が強すぎて、体に襲うそれぞれ違う快楽に、ひたすら喘ぐ事しか出来なかった。
それからも執拗な愛撫を受けながらあたしは一晩中、男の人に抱かれ続けた…