この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
want to be ...
第6章 ヤキモチ
「っ、っ…ぁっあっあぁっ…」
あたしの口からも堪えられない喘ぎが洩れ、静かに、というように睨まれる。
じゃあ抜いてください!
あたしを解放してください!てか、家に帰して!
あたしの身体壊す気ですかあなたは!
そう思った時、ようやく繋がったのか話し出す蒼汰さん。
「…あ、美咲!?…何だ大樹さんか。
あの大樹さん、俺今日っ、…や、スイマセン。
ゴメンナサイもう二度と言いませんから
それだけはマジ勘弁です」
快感に耐えながら、内容に耳を傾ける。
蒼汰さんの、何だ大樹さんか、の言葉を気に入らなかったらしい大樹さん。
目の前に大樹さんがいる訳じゃないのにぺこ、と頭を下げた蒼汰さん。
笑いそうになり慌てて口を押さえると再び睨まれる。
そしてなぜか大きな手で口を塞がれた。
何で!?
眉をひそめると、止まっていた蒼汰さんの腰の動きが再開して、目をぎゅっと閉じた。
どうしようっ…向こうに声聞こえちゃったら…!
電話するかセックスするかどっちかにして…!