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第7章 解…消？

今まで一度も付けられたことなかったのに、そもそも付けられることもないと思ってたのに、誰からでも見えてしまうようなところにキスマークを付けられたり、喧嘩も何度だってしたりした。


それに、美咲さんにバレたら関係解消のはずだったのに、あたしが美咲さんにあたし達の関係をことを言っても解消されなかった。


…でもあれは美咲さんが、あたしのセフレ相手が蒼汰さんだってことに気付いてないからなのかな…？


美咲さんが気付いたら、解消なのかな…


最初はそう思ってビクビクしてたけど、むしろ美咲さんに話したバレンタインの日から彼女のように扱われるようになって。


よかったの…か、な？


そして…その事件は訪れる。


大安と定められた6月某日。


大樹さんと美咲さんの結婚式が挙げられた。


綺麗なドレスを着て、これまた直視出来ないくらい美麗な美咲さんのパパさんと式場に入ってきて、あたし達を見た美咲さんのとっても可愛い笑顔…


今でも忘れられない、可愛すぎて。


あの可愛さは鼻血もんだ、実際鼻血出してる男の人いたし。


もうね、誓いのキスなんてロマンチックすぎて。


感動して涙ボロボロだったもん。