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want to be ...
第7章 解…消?
「あーあ…じゃあ断らなきゃな。
あたしに言い寄って来てくれる人」
「そうだよっ…どういう意味だよそれ!?」
あなたがかなりのヤキモチ妬きだということ。
「そのままの意味です。あたし結構モテるんですよ?
本当はあなたに固執しなくてもたくさん相手いるんです」
「…俺がお前を離すと思ってんの?」
結構甘い言葉を言ってくれること。
機嫌がいい時はスキンシップが激しくて、ベタベタとくっついてくること。
もちろん嫌悪感なんて皆無ですよ?
「思わないからこうして抱かれに来てるんでしょ」
あたしを抱き締める蒼汰さんの手触りのよい髪をサラリと撫でると、可愛い笑顔になり見上げてくる蒼汰さん。
「…あーほんと可愛い。今すぐ抱きたくてたまらねぇ…」
「…へ?」
「しばらく会えない分…たっぷり身体に刻みつけてやる。
言い寄ってくる男と浮気すんじゃねぇぞ?
もし浮気なんてしやがったら監禁して俺なしじゃ
生きてけないくらい抱き潰してやる…覚悟しとけ」
「卑猥…。こっちのセリフですよそれは」
「俺は有り得ないから、心配すんな。
マジで好きだ、杏奈…」
キスしながら抱き上げられて、ベッドに押し倒されながら言われた言葉に顔を赤くして蒼汰さんにぎゅっと抱き付く。
「愛してください…っめちゃくちゃにして…」
「っ…それ、俺以外に絶対言うなよ…!」
「っあぁ…っ!」
整いすぎてたあたし達の身体は抗うことなく重なり。
激しく優しく抱かれ、たくさん嬌声を響かせた。
時間が許す限りあたし達は、何度も何度も深く激しく愛し合った。