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アンバランスなsweet
第14章 初めてのデート‥。

今日は片桐さんとデートの日。
待ち合わせの時間は午前10時。片桐さんが私の家の前まで迎えに来てくれることになっていて。
今まで一度も彼氏なんていたことが無かったから―‥。
彼が家に迎えに来るっていうので、お母さんとお姉ちゃんはテンションが上がっていて、何だか少し恥ずかしい。
昨日、髪をcutして。何となくイメージが変わってしまった私の姿が鏡に映っている。
ストンと肩の辺りで揺れる髪はセミロング。
その髪型は、私を以前より随分明るい雰囲気の女の子の姿に変えてくれていた。
《紫乃ちゃん、俺と付き合わない?》
スキー教室のあの告白。
同じ目線で私の隣に立ってくれる片桐さんの優しさに私は甘えてばかりいて。
彼に私は何も返せていない気がして。
《ゆっくり付き合えばイイから‥。》
スキー教室から数日後、私がレセプトに入ってしまったり、里奈ちゃんのストーカー騒ぎがあったり。
付き合い始めて、約二週間。
それしか時間が経っていないのに、
なんだか、もっと、いっぱい時間が過ぎたような気がして。
待ち合わせの時間は午前10時。片桐さんが私の家の前まで迎えに来てくれることになっていて。
今まで一度も彼氏なんていたことが無かったから―‥。
彼が家に迎えに来るっていうので、お母さんとお姉ちゃんはテンションが上がっていて、何だか少し恥ずかしい。
昨日、髪をcutして。何となくイメージが変わってしまった私の姿が鏡に映っている。
ストンと肩の辺りで揺れる髪はセミロング。
その髪型は、私を以前より随分明るい雰囲気の女の子の姿に変えてくれていた。
《紫乃ちゃん、俺と付き合わない?》
スキー教室のあの告白。
同じ目線で私の隣に立ってくれる片桐さんの優しさに私は甘えてばかりいて。
彼に私は何も返せていない気がして。
《ゆっくり付き合えばイイから‥。》
スキー教室から数日後、私がレセプトに入ってしまったり、里奈ちゃんのストーカー騒ぎがあったり。
付き合い始めて、約二週間。
それしか時間が経っていないのに、
なんだか、もっと、いっぱい時間が過ぎたような気がして。

