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アンバランスなsweet
第15章 やり直す為に

未稀ちゃん‥‥それは考え過ぎだと思う。
そう思わずにはいられない。
―せっかく買って上げたんだから、洋服を来ておいで。今度はディナーをここで食べよう―
それ以外の何があるだろう‥‥。
付き合ってるんだし。
このまま行けば、その先には‥‥なんて、思うのは当たり前で。
でも、まだ正直そこまでは考えられない。
3回目のデートで‥‥キス。
なんてシチュエーションは憧れちゃうけど、そこら辺が今の私の限界だった。
片桐さんから買って貰ったワンピースに袖を通す頃には‥‥。
その季節には、もしかしてそんな関係に進んでいるかもしれない―――。
未稀ちゃんの言う通り、
他の女の子よりだいぶ奥手な私に免疫をつける為の片桐さんからのレッスンなのかも。
「紫乃さんは愛されてるって事です!」
私より経験豊富な未稀ちゃん。
恋の場数を多少は経験している訳で。
その彼女が言うのだから多分そうなんだろう。
―――私は片桐さんに愛されているんだろうな。
出来るだけ、片桐さんの気持ちに沿うように頑張んなきゃ。
私は決意を新たにした。
そう思わずにはいられない。
―せっかく買って上げたんだから、洋服を来ておいで。今度はディナーをここで食べよう―
それ以外の何があるだろう‥‥。
付き合ってるんだし。
このまま行けば、その先には‥‥なんて、思うのは当たり前で。
でも、まだ正直そこまでは考えられない。
3回目のデートで‥‥キス。
なんてシチュエーションは憧れちゃうけど、そこら辺が今の私の限界だった。
片桐さんから買って貰ったワンピースに袖を通す頃には‥‥。
その季節には、もしかしてそんな関係に進んでいるかもしれない―――。
未稀ちゃんの言う通り、
他の女の子よりだいぶ奥手な私に免疫をつける為の片桐さんからのレッスンなのかも。
「紫乃さんは愛されてるって事です!」
私より経験豊富な未稀ちゃん。
恋の場数を多少は経験している訳で。
その彼女が言うのだから多分そうなんだろう。
―――私は片桐さんに愛されているんだろうな。
出来るだけ、片桐さんの気持ちに沿うように頑張んなきゃ。
私は決意を新たにした。

