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アンバランスなsweet
第16章 熱情

そしたら…里奈ちゃんの元カレのアイツ。
卓と二人きりで何故会っていたのか…それが気になり始めた。
隙だらけな紫乃――。
俺は気をつけろと言った筈だ。
里奈ちゃんに手をあげた男だぞ。
先日アイツは彼氏のふりをした俺がいる前で、
里奈ちゃんの肩をそっと叩いた。
その時の里奈ちゃんの“ビクッ”っとしたその表情…紫乃は知らないだろう――好きだった女性にそんなカオさせる男だぞ。
―――お前を利用して、里奈ちゃんに近付く魂胆かもしれない。
里奈ちゃんだけで無く…紫乃、お前がアイツに傷つけられたら…。
その気持ちは不用意にアイツに会った紫乃へと向いていく。
何で心配する俺の気持ち…解らないんだ…お前。
不意に紫乃が動いて。
膝から滑り落ちたそのバックを拾おうとしたその動き。
最近――良く身につける様になったというそのスカートから伸びる長いスラリとした脚に目を奪われながら…。
「なんで‥アイツと会ってた?」
卓と二人きりで何故会っていたのか…それが気になり始めた。
隙だらけな紫乃――。
俺は気をつけろと言った筈だ。
里奈ちゃんに手をあげた男だぞ。
先日アイツは彼氏のふりをした俺がいる前で、
里奈ちゃんの肩をそっと叩いた。
その時の里奈ちゃんの“ビクッ”っとしたその表情…紫乃は知らないだろう――好きだった女性にそんなカオさせる男だぞ。
―――お前を利用して、里奈ちゃんに近付く魂胆かもしれない。
里奈ちゃんだけで無く…紫乃、お前がアイツに傷つけられたら…。
その気持ちは不用意にアイツに会った紫乃へと向いていく。
何で心配する俺の気持ち…解らないんだ…お前。
不意に紫乃が動いて。
膝から滑り落ちたそのバックを拾おうとしたその動き。
最近――良く身につける様になったというそのスカートから伸びる長いスラリとした脚に目を奪われながら…。
「なんで‥アイツと会ってた?」

