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アンバランスなsweet
第16章 熱情
でも。卓さんに里奈ちゃんを会わせて上げたい。
里奈ちゃんが昔の卓さんから解放されればいい…

そんな思いが強い私は、そのコースタを里奈ちゃんに渡すことに決めていたから。


電話中の真くんの目を盗んで――。
見つからないよう、バックにそのコースタをキチンとしまった。



冬の日の夕暮れは早くて―――。
まだ時間は夕方4時だと言うのに、窓からオレンジ色の太陽の輝きが差し込んでくる。


宵闇が偲びこむ前の…太陽の時間の最期の足掻き…

電話している真くん横顔が照らされて。
真くんは眩しそうにしているけれど…


―――でも、それはとても綺麗な光景で。


『――好き』


その二文字が一瞬心に浮かんで――そして消えた。




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