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アンバランスなsweet
第19章 紅い花

夜に里奈ちゃんからメールが来ていた。
《日曜日、朝9時に真くんの車で。
紫乃さんの家の前まで迎えに行きますから!
デートの場所は最近出来たスポーツアミューズメントパークです。
ボーリンク!1度やって見たかったんです。
紫乃さんも初めてですよね!
じゃあ、日曜日。
楽しみです。》
……ボーリングかぁ。
確かに…やったことないかも。
地元のボーリンク場は中学の頃に潰れてしまっていた。
この街から50㎞位離れた少し大きな街。
最近その街に出来たらしい、
スポーツアミューズメントパーク。
ソコまで行かなければボーリンクは出来なかった。
―――両親は昔良く遊んだ…なんて言っていたっけ。
日曜日……。
真くんと里奈ちゃんの仲良くするその姿を間近で見なきゃいけないんだよね。
あの……キス以来二人が一緒にいる姿をまともには見れない私がいた。
でも。
それが里奈ちゃんの私に対する戒めなら。
ちゃんと受けとめるしかない。
その姿をみたら――私のこの気持ちにも、きっと踏ん切りがつくに違いないから。
《日曜日、朝9時に真くんの車で。
紫乃さんの家の前まで迎えに行きますから!
デートの場所は最近出来たスポーツアミューズメントパークです。
ボーリンク!1度やって見たかったんです。
紫乃さんも初めてですよね!
じゃあ、日曜日。
楽しみです。》
……ボーリングかぁ。
確かに…やったことないかも。
地元のボーリンク場は中学の頃に潰れてしまっていた。
この街から50㎞位離れた少し大きな街。
最近その街に出来たらしい、
スポーツアミューズメントパーク。
ソコまで行かなければボーリンクは出来なかった。
―――両親は昔良く遊んだ…なんて言っていたっけ。
日曜日……。
真くんと里奈ちゃんの仲良くするその姿を間近で見なきゃいけないんだよね。
あの……キス以来二人が一緒にいる姿をまともには見れない私がいた。
でも。
それが里奈ちゃんの私に対する戒めなら。
ちゃんと受けとめるしかない。
その姿をみたら――私のこの気持ちにも、きっと踏ん切りがつくに違いないから。

