パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第20章 さ迷い…triangle

今度の片桐さんのお休みの時に、キチンと話さなきゃ。

……片桐さんはイイ人だと思う。優しくて紳士的だし、小まめに連絡をくれるし。
でも、片桐さんのことを恋人として。異性として好きかというと、それは違う…みたいだった。


片桐さんのことを好きになれたら幸せだったのに。
その色で染め上げられたら良かったのに。

それを拒む自分を抑えることが出来ない自分を知ってしまったから。


ゲームを終えて。
そのスポーツアミューズメントパークを私達は後にした。


まだ夕飯には間があるから、海にでも行こうかなんて話になって、春先の少し寒い海を見に来たのだ。