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アンバランスなsweet
第5章 変化
午後の診療をはじめてまもなく電話の着信音が鳴って。
未希ちゃんが電話を受けた。
「はい。ええ、はい。院長に繋ぎますので、少々お待ちください。」
未希ちゃんは院長に内線して。
その外線の電話を院長に繋いだ後に、ドコからの電話?と訪ねたら、救急隊からの電話だという。
診察室付きのナースが軽くバタバタし始める。
「患者さん急搬されてきます。当医院かかりつけだって!」
里奈ちゃんが先生からのメモを事務室に置いて行く。
院長と救急隊が直接話をして、総合病院でなくうちの診療所で受け入れ可能だと判断したのだろう。
メモには患者様の氏名と生年月日の記載があった。
スーパーで女性が転倒。
意識はあるけれど、眩暈が酷く、転倒した拍子に体を支えたつもりが‥、運悪く其処に傘立てがあって。左腕を強く打ったらしい。
レントゲンとCT検査のオーダーが出るらしく、早くIDナンバーを教えろ!と催促の内線がレントゲン技師から入って。
搬送されて来る患者様のカルテを準備し、レントゲン室に内線を掛ける。
未希ちゃんが電話を受けた。
「はい。ええ、はい。院長に繋ぎますので、少々お待ちください。」
未希ちゃんは院長に内線して。
その外線の電話を院長に繋いだ後に、ドコからの電話?と訪ねたら、救急隊からの電話だという。
診察室付きのナースが軽くバタバタし始める。
「患者さん急搬されてきます。当医院かかりつけだって!」
里奈ちゃんが先生からのメモを事務室に置いて行く。
院長と救急隊が直接話をして、総合病院でなくうちの診療所で受け入れ可能だと判断したのだろう。
メモには患者様の氏名と生年月日の記載があった。
スーパーで女性が転倒。
意識はあるけれど、眩暈が酷く、転倒した拍子に体を支えたつもりが‥、運悪く其処に傘立てがあって。左腕を強く打ったらしい。
レントゲンとCT検査のオーダーが出るらしく、早くIDナンバーを教えろ!と催促の内線がレントゲン技師から入って。
搬送されて来る患者様のカルテを準備し、レントゲン室に内線を掛ける。