この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アンバランスなsweet
第25章 繋がる気持ち



――――そんな顔する紫乃さん。


もう、答えでてるじゃないですか。



「じゃあ、真さんの隣に彼を心配してくれる彼女がすでにいて、紫乃さんが心配する必要なんかなかったとしたら―――それならどうですか?」

「……里奈ちゃん?」

「例えばの話です。真さんは今はフリーですけど、意外とモテるんですよ?」


レントゲン室の赤いランプが消え、先生が撮影を終えた様だ。

先生はオーダーを口にしなくて。
真さんの患部を透視で見たのか撮影したのか、それは分からない。
でも。
終わったのなら、そろそろレントゲン室から真さんが出てくる筈だった。


「終わったみたいですね。」


大きく見開かれた紫乃さんのその目に浮かぶ衝撃の表情に、私は…少し言い過ぎたかな、と思わないでも無い。

後は紫乃さんが自分で答えを決めたいと、だものね。

既に動き出しているその気持ちは、後戻りなんか出来ないと思うんだけど――――なんて思った里奈だった。




/466ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ