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アンバランスなsweet
第25章 繋がる気持ち


「あっあの!」

「お前――」


そんな空気を打ち消すようかのように、二人同時に声をあげるけれど、互い遠慮してしまい、同時に言葉を引っ込めた。


「なんだよ。紫乃。」

「ううん。真くんから、先に――」


うるさいぐらいに、車のボディを打ち付ける雨の音が互いの会話を邪魔をした。


―――声が良く聞こえない。


互いの声を聞き取るために、自然と近づいて行く躯の距離に、ふんわりと――ひなたの猫みたいな真くんの匂いが鼻を擽る。


―――…あっ、真くんの匂いがする。


ギュッと抱き締められた記憶がふいに甦る。
抱き締められた時の事を思いだしてしまった私の顔が熱く火照った。



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