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アンバランスなsweet
第2章 出合いは最悪
時計が終業時間を告げている。


「おつかれ様でしたー。また夜に。」

未希ちゃんは先に更衣室へ。


当番の私は待合室の片付けと玄関の施錠をする為に立ち上がって。


【本日の受付は修了しました】


その札をカウンターに出して。待合室の窓のブラインドを降ろす。



帰宅する為の諸々の片付けを終えて、施錠しようと玄関に来た時だった。




「鍵!まだ掛けんなぁぁぁ!!」




そう叫んで。幼女をおぶった小柄な若い男の子が、玄関に飛び込んで来て。



「ぼーっとすんなよ、デカ女!! 子供が熱出してんだよ。医者呼べよ、医者を!」



なっ何よ。デカ女って!私がデカ女なら、あんたはチビ男でしょ!



そう叫びたいのをグッと我慢して。

女の子の方を確認すれば、熱で顔が真っ赤になっていた。


はぁはぁと肩で息をしながらグッタリしている様子にあまりいい予感はしなかった。



うわぁ~!やばいかも。



「まず中へ!熱性痙攣の経験はありますか?」



薬局は既に終わっているから、処方せんは出せなくて。院内処方になるけれど、痙攣の座薬の在庫状況は‥。



そうチビ男に聞きながら、頭で薬の在庫を思い出す。そしてそのまま待合室まで案内する。




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