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アンバランスなsweet
第11章 不審な影
未希ちゃんと谷口さんのカップルが誕生した、先日のスキーは、私にとっても様々なことが起こった一日だった。



あれから数日経って‥。
今は月に一度の残業の真っ最中だ。



『診療報酬明細書』――通称レセプト



医療保険はざっくり分けると三つに分類される。
『社会保険・国民健康保険・後期高齢者保険』


医療費全体を10割とするなら、窓口で患者様が支払うのは全体の内の、加入している保険で定められている割合のみで。
残りの分は保険者に医療機関が請求を出す。


患者様一人に請求書一枚。


月毎に請求を出す為、毎月、毎月この作業に追われる医療事務なら避けては通れないこの仕事に、
紫乃も未希も追われていた。



「ひと休みしませんか!」



啓子先輩のその一言で、張り詰めていた空気が和らいだ。


A4サイズの用紙に黒一色で細かく印字されているそのレセプトは黙って確認していると目がウルウルしてくる代物で。


私や未希ちゃんでは、「休みましょう」と言いたくてもなかなか言い出せず、事務長か啓子先輩の一声をずたと待っていたのだ。



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