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ブラックチョコレート
第2章 決戦までの準備



「明日も早いから」


なんて星弥くんは言ったくせに
わたしの服を脱がして、一度だけ抱いてくれた。


翌朝は朝ごはんを一緒に食べて
星弥くんを見送ると、食器を片付けて自宅に戻った。



平日はママに内緒で、チョコのお菓子を作る練習をした。

星弥くんが食べたいって言ってたから、
星弥くんみたいにうまくは作れないけど
喜んでほしいし、少しでもおいしい物があげたくて。



星弥くんは今週末がバレンタインということもあって、
平日も夜中まで働いているみたいだった。


わたしが眠った後にメールが返ってきていて、
それを朝に返す日々が続いた。

お休みも返上して働いているみたいだった。


体、大丈夫かな・・・



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