パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 旅行に行こう

駐車場からホテルに向かうと
ピンクのカントリー風の建物がすごくかわいくて

「かわいい！かわいい！」と
わたしのテンションは上がりまくりだった。


たくさんの緑に囲まれたそのホテルは
車で２時間の場所にあるのに外国に来たみたいな
不思議な気持ちになるくらい素敵なところだった。


ホテルの中は入った瞬間からアンティークな雰囲気で
壁紙も、フロントの横にある大きなチェストのような物も
ランプも階段の手摺も、置いてある何もかもがかわいく見えた。


部屋に案内されると
そこは外観の洋風な雰囲気とは異なって
壁紙は和風の花柄で、床には琉球畳が敷き詰めてあり
奥には大きなベッド、バルコニーの部分には露天風呂があった。


「何ここすげぇ！」

「かわいいのに落ち着くでしょ？
　ここって１日に２組限定らしくて、
　いつか絶対行きたい！と思ってた場所なんだ」