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BLACK WOLF
第8章 醒めない悪夢

「それに、今まで散々迷惑かけて来てんだから今更遠慮すんなって。俺とお前の仲なんだし俺のこと利用するつもりでもいいから」
行くあてがない私の事をずっと気遣ってくれてる。
ハルちゃんを利用するつもりなんてないけど、負傷してる上に身分を証明するものもお金もない今はどうすることも出来ない。
「あの…ご、ごめんなさ…」
「お前のその台詞は聞き飽きたから!そんなに悪いと思ってんなら晩飯でも作って待っててくれる?」
晩飯…?
あ、そっか、今日の晩ごはんか…。
ハルちゃん、いくら自炊してるっていっても仕事から帰って来て、それから手料理するなんて疲れて出来ないよね。
「そんなに期待しないでね」
「ラッキー!今日は速攻で仕事片付けてくるわ!あ、もし出掛けるんだったら鍵はポストの中に入れといて。それじゃ」
こんな状態で外になんか出れないよ…。
それだけ言うと笑顔のまま玄関から出て行ってしまった。
ハルちゃんが出て行った玄関で、私はぼんやりと考え事に耽っていた。
あんなに優しいハルちゃんに甘えてばかりで、ハルちゃんの気持ちにも答えられないでフラフラしてる自分に嫌気がする。
でも、ハルちゃんの気持ちは本当に嬉しかった。
ハルちゃんみたいな人が恋人だったら毎日楽しいだろうな。
行くあてがない私の事をずっと気遣ってくれてる。
ハルちゃんを利用するつもりなんてないけど、負傷してる上に身分を証明するものもお金もない今はどうすることも出来ない。
「あの…ご、ごめんなさ…」
「お前のその台詞は聞き飽きたから!そんなに悪いと思ってんなら晩飯でも作って待っててくれる?」
晩飯…?
あ、そっか、今日の晩ごはんか…。
ハルちゃん、いくら自炊してるっていっても仕事から帰って来て、それから手料理するなんて疲れて出来ないよね。
「そんなに期待しないでね」
「ラッキー!今日は速攻で仕事片付けてくるわ!あ、もし出掛けるんだったら鍵はポストの中に入れといて。それじゃ」
こんな状態で外になんか出れないよ…。
それだけ言うと笑顔のまま玄関から出て行ってしまった。
ハルちゃんが出て行った玄関で、私はぼんやりと考え事に耽っていた。
あんなに優しいハルちゃんに甘えてばかりで、ハルちゃんの気持ちにも答えられないでフラフラしてる自分に嫌気がする。
でも、ハルちゃんの気持ちは本当に嬉しかった。
ハルちゃんみたいな人が恋人だったら毎日楽しいだろうな。

