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BLACK WOLF
第9章 罪と罰
今度は何?
シャンプーが切れてるとか、ボディソープがないとか?
ハルちゃんの気配を感じながら手を泡まみれにして食器を洗ってると
ギュッ………
「………っ!!…な、ハルちゃ…っ!?」
突然、後ろから首に手を回すようにして私を抱き締めてきたのだ。
いきなりの事でびっくりしたものの、手には泡まみれの食器とスポンジで動くに動けない。
「待つって言ったけど…その、一応俺も男だから限界ってのがあるから…」
ドキッ
耳元にハルちゃんの息遣いを感じる。
ど、どうしよう。
こんな状態で…、動けないのに。
私の心臓の音がハルちゃんにも聞こえてるんじゃないかと思うぐらいうるさい。
「あ、あの…」
「━━━って、待つって決めたから強引な事はしたくなかったんだけど」
首に回ってる手がゆっくり下へ下へと…
「ま、待ってハルちゃ…っ!いや…っ!」
泡まみれの手でハルちゃんの手を制止させようとしたが、力じゃ敵わないし
それに、ハルちゃんの腕に泡が付いちゃう。
「お願い…待って…っ!」
「もう待てるか!好きな女と同じ空間にいるのにっ!」
何とか腕の中から逃れようと体を捻って脱出を試みたが、ハルちゃんの腕はビクともしない。
ハルちゃんの方に体を向けられて、流し台に追い詰められて
完全に逃げ場がなくなった。
「やだ…ハルちゃ…酔ってるの…?」
夕飯の時に少しだけ出した缶酎ハイ。
それに酔ったのかも知れない。
ハルちゃんから、フワッとお酒の香りがしてる。
シャンプーが切れてるとか、ボディソープがないとか?
ハルちゃんの気配を感じながら手を泡まみれにして食器を洗ってると
ギュッ………
「………っ!!…な、ハルちゃ…っ!?」
突然、後ろから首に手を回すようにして私を抱き締めてきたのだ。
いきなりの事でびっくりしたものの、手には泡まみれの食器とスポンジで動くに動けない。
「待つって言ったけど…その、一応俺も男だから限界ってのがあるから…」
ドキッ
耳元にハルちゃんの息遣いを感じる。
ど、どうしよう。
こんな状態で…、動けないのに。
私の心臓の音がハルちゃんにも聞こえてるんじゃないかと思うぐらいうるさい。
「あ、あの…」
「━━━って、待つって決めたから強引な事はしたくなかったんだけど」
首に回ってる手がゆっくり下へ下へと…
「ま、待ってハルちゃ…っ!いや…っ!」
泡まみれの手でハルちゃんの手を制止させようとしたが、力じゃ敵わないし
それに、ハルちゃんの腕に泡が付いちゃう。
「お願い…待って…っ!」
「もう待てるか!好きな女と同じ空間にいるのにっ!」
何とか腕の中から逃れようと体を捻って脱出を試みたが、ハルちゃんの腕はビクともしない。
ハルちゃんの方に体を向けられて、流し台に追い詰められて
完全に逃げ場がなくなった。
「やだ…ハルちゃ…酔ってるの…?」
夕飯の時に少しだけ出した缶酎ハイ。
それに酔ったのかも知れない。
ハルちゃんから、フワッとお酒の香りがしてる。