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BLACK WOLF
第11章 満月の夜の狼
洗面台にかかった足がガタガタと震える。

快楽のせいで、体中が痙攣してる。

でも、黒埼さんは許してはくれない。

「はっ、あ…だ、だめっ…も…」

「その割りには…」

そう言いながら固くした舌先を焦らすように太股に這わせてきた。

それだけで…っ

「あぁっ、あぁぁっ!」

「どうした?これだけでイキそうな声だな…」

だめ…。

まるで全身が性感帯になったみたいに神経が敏感になってる。

これ以上耐えられそうにない。

「お、お願い…も、やめて…」

今にも消え入りそうな小さく震える声でお願いした。

下半身に感じるもどかしい快楽のせいで頭が可笑しくなりそうだった。

「だったら自分でお願いしろ。"挿れて下さい"って」

「え…」

「やめて欲しけりゃ、ねだってみろ?言えたら許してやる」




そんなこと…、この人の前で裸になるより出来るはずがない。

口にしたくもない。

それに、挿れて欲しいなんて思ってもない台詞を吐けるわけない。





「そんなこと、言えるわけが…っ」

「だったら…」

「やっ、やめっ…あっ、あぁ…っ」

言えない。

そんな恥ずかしい台詞、口にしたら恥ずかしさでどうにかなってしまいそう。

でも、このままだと先にこの快感でおかしくなってしまう。

躊躇ってる間にも黒埼さんの舌はまた私を追い詰めて行く。


「あぁっ!イッ…」


このままじゃ、本当に…っ。




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