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BLACK WOLF
第12章 その鋭い牙で仕留める如く
分娩台に寝かされ足はM字開脚のまま固定。
腕も固定されて、衣類も下着も全て剥ぎ取られ産まれたままの姿で縛りつけられていたのだ。
まさか、私…
またこの人に騙されたんじゃ…?
「う、嘘つき!!やっぱりあのシャンパンに…」
「何にも入れてない。目の前で開けたの見ただろ?」
「だ、だったらどうして…っ」
「空きっ腹にいきなりアルコールが入ったんだ、そりゃ一気に酔うに決まってるだろ?それにあの甘さだ、度数が低いぶん余計に進むだろ」
それでも説明がつかない。
例えそうだったとしても、どうしてこんなとこに連れて来られてるの?
どうしてまたこんな格好をさせられてるの?
「どうして、こんな格好…」
「それ相応の待遇、ってやつだ」
「な…」
黒埼さんが私の部屋で吐いた台詞。
私がL.A行きを断ったらそれ相応の待遇を考えてると。
けど、これがその待遇?
「わ、私をどうする気…?」
いつもみたいに私の体を…?
けど、それならどうしてわざわざこんな場所に連れて来たの?
こんな牢獄みたいな冷えきった拷問部屋のような場所に。
「ちゃんと相応の待遇を用意したさ」
クスクス笑いながら、足音を鳴らし、私の髪を撫でながら、慈しむようにあの優しい目を見せてくれた。
「"幼馴染みの事は忘れて俺とL.Aに行く"とお前の口から言ってもらう。最高の待遇だろーがっ!!」
腕も固定されて、衣類も下着も全て剥ぎ取られ産まれたままの姿で縛りつけられていたのだ。
まさか、私…
またこの人に騙されたんじゃ…?
「う、嘘つき!!やっぱりあのシャンパンに…」
「何にも入れてない。目の前で開けたの見ただろ?」
「だ、だったらどうして…っ」
「空きっ腹にいきなりアルコールが入ったんだ、そりゃ一気に酔うに決まってるだろ?それにあの甘さだ、度数が低いぶん余計に進むだろ」
それでも説明がつかない。
例えそうだったとしても、どうしてこんなとこに連れて来られてるの?
どうしてまたこんな格好をさせられてるの?
「どうして、こんな格好…」
「それ相応の待遇、ってやつだ」
「な…」
黒埼さんが私の部屋で吐いた台詞。
私がL.A行きを断ったらそれ相応の待遇を考えてると。
けど、これがその待遇?
「わ、私をどうする気…?」
いつもみたいに私の体を…?
けど、それならどうしてわざわざこんな場所に連れて来たの?
こんな牢獄みたいな冷えきった拷問部屋のような場所に。
「ちゃんと相応の待遇を用意したさ」
クスクス笑いながら、足音を鳴らし、私の髪を撫でながら、慈しむようにあの優しい目を見せてくれた。
「"幼馴染みの事は忘れて俺とL.Aに行く"とお前の口から言ってもらう。最高の待遇だろーがっ!!」