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BLACK WOLF
第3章 狼の牙

「いやっ、いやぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁぁっ!!」





まるで、刃物で引き裂かれてるみたいに、強烈な痛みが下半身を襲った。

それこそ文字通り切り裂かれてるみたいな激痛。

力を入れたせいか体に力が入り腕を縛っている縄がギシッと軋んだ。

「ひっ、あっ…」

「んっ、さすがに…いきなりはきつかったか…」

黒埼の表情にも変化が見えた。

微弱ながら痛みを感じてるのか眉をしかめながら、小さな吐息を漏らしている。

ショックと絶望と激痛のせいで…、涙で黒埼の顔がよく見えない。

それでも、この狼が許してくれるはずなどない。

私の気持ちを無視して、呼吸を整うのを待つことなく、何も知らない私のソコに…。


「やっ、痛っ…動かないで…っ、あっ」

「痛い?の、割には充分過ぎるぐらい潤ってたけど…」

「そんな、わけ…」

「さっきのキスがそんなに気持ちよかったか…?」


そんなわけない、そんなはずない。

ムリヤリ奪われて気持ちいいなんて、そんなことありえない。

切り刻まれるような激痛に耐えるので必死だった。

こんなものの何が気持ちいいって言うの?

こんな…最低な男に、私は…っ。


「さっさと慣れて貰わなきゃな。いつまでも無反応なお人形さん抱いてたってつまんねぇだけだ」


私の足を広げ、更に中へ中へと侵入して来る。


「やだっ!痛いっ、あぁっ!」

私の訴えなど何処吹く風。

やめてくれる気配も手加減する気配もないのだから。

ただ、己の欲求をぶつけてくるだけ。



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