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BLACK WOLF
第6章 狼は爪を研ぎながら
私はここから逃げる。

逃げて、諦めかけてた在り来たりな毎日に戻るんだ。

ハルちゃんに会いに行くんだ。


痛む体を引きずりながら玄関へ向かった。

胸がドキドキしてる。

こんな地獄から私は逃げるんだ…!



玄関のドアに手をかけた瞬間



ガチャ







え…?

な、何で…?








ガチャ、ガチャガチャガチャガチャ…


あ、開かない…?










何度ドアノブを回してもドアが開かない。

ど、どうして…?

焦りながら何度もドアノブを回しながらドアに体当たりまでしたが開かない。

大きく立ちはだかるようなドア。

どうして開かないの…?

どうして…っ!

今しかチャンスはないのに…、どうして…っ?






パニックなりながら必死にドアを開けようとする私の目に入って来たのは

ドアノブに付いてる鍵穴。





え…?何これ…?

どうして…?

どうして鍵穴が内側についてるの?

鍵穴って普通は外側についてるんじゃないの?

昨日、黒埼が外から鍵穴に鍵を通してドアを開けるのをちゃんと見てるし

内側には手動の鍵がついてるんじゃないの?






ドクンッ、ドクンッ





何、この部屋は…?

何なの、これ?

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