この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
煮詰めたシチュー
第6章 雑記 夢の、また夢
男の同性愛といえば、ホモセクシュアル、ゲイの世界を私は真っ先に想像してしまいます。ボーイズラブとはまた違った趣があるようで、こちらは女性性が表面化した男性ということになるんでしょうね。
私はある催事で女装させられたことがあります。
¨もしかすると自分にもそんな性癖があったりして¨と、禁断の世界への扉をノックするような、そんなちょっとした期待もあったのですが、自分にオカマ素質のかけらも見当たらないことがその時に判りました。大変残念でした。
似合う似合わない以前の問題で、鏡に映る自分が『身の丈にあった行動』を啓発する風刺画のようで、一緒にいたイベント担当の女子社員が、何か忌まわしいものを見たような説明のつかない表情で同じ鏡に映ってたのを思い出します。