この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
煮詰めたシチュー
第6章 雑記 夢の、また夢
私の隣に座った¨クリス¨と名乗るスリランカから来た美形のオカマ君。
これがとにかくキレイで、目のクリッとした彫の深いエキゾチックな顔立ちにスラリと背が高く、タレントのローラを彷彿とさせるそれは美しいオカマ君なのです。
化粧を落としたその素顔もおそらく相当の美男子であろうと推測できる¨美女¨で、そのお店のエースなのだそうです。
彼の母国スリランカといえば過去には内戦やテロもあったりして、物騒な国という印象を拭えませんでしたが、クリスの話では私が思っているほど治安は悪くないということで、教育水準も高く、狭き門ではあるけども大学まで無償で通えるらしいのです。