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煮詰めたシチュー
第6章 雑記 夢の、また夢
先日、中東の地で二人の日本人の尊い命が失われました。
無残です。言葉もありません。
一番恐ろしかったのは、マスコミの街頭インタビューに『なんとなく怖い』『口惜しい、腹が立つ』と答える市井の人たちの声でした。
信じるものが違う過激な犯罪集団に世界は敵対心を植えつけられつつあります。
彼らは全方位的に攻撃して総スカンを食らっているように報道されていますが、資本主義社会に不満を持つ一定の層からは熱烈に支持されているようです。
グローバル化した複雑極まる国際社会の中で、そこへの関係の持ち方を今問われているように思います。
歴史に学べば答えはあるかもしれません。
謹んで哀悼の意を表します。