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煮詰めたシチュー
第3章 雑記 弁当箱は自分で洗え
そういった小さな子供向けの勧善懲悪からは、成長のどこかで卒業していくものですが、戦隊ヒーローものの後にはジブリやアバターが控えていて、そういったおとぎの世界を日常的に観て育つと、中にはその製作者が意図した正論を疑うことなく成長してしまう子がいたりします。
そこには軽度の洗脳効果があるように思います。
勧善懲悪を疑うタイミングを与えられずにピュアなまま雑菌だらけの社会に出てきてしまうと、純粋で頑なな子供ほど腑に落ちないことが多すぎて、社会に幻滅してしまうんでしょうね。
思いは通るものだと勘違いしてしまう。
自分がイイと思うものは、他人もイイと思っている。
ごっこ遊びのように価値観が共有されていると誤想しているのかもしれません。