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第3章 雑記　弁当箱は自分で洗え

　　　
秀でた能力や専門知識を持つ人以外を企業が養いきれなくとなると、努力が及ばなかった人や、病で席を空けることを余儀なくされた人は脱落せざるを得なくなります。

私が社会人になった頃よりも、そういった人が非常に多いという実感があります。
昔は会社にぶら下がって何もしてない社員が一定数いましたから。

こう見ると今の若い世代の人は、昔とは比べ物にならないぐらい厳しい思いをしています。

そんな安定職もないまま将来に希望を持てない若年層が、結婚も親の世話もあったもんじゃないわけで、社会に背を向けて自宅に引きこもってしまうのは当然の帰結といえます。