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煮詰めたシチュー
第4章 ホラーな男
かくして口当たりのいい勝利をおさめた私達が被害者として事故処理されましたが、通報で駆けつけた警官の前で小さくしょぼくれるヤンキーが少し気の毒にうつりました。
やはり、何事も向こう見ずはいけません。
そんな逸話を思い出しながら、奥様に差し出された指輪ケースを開けました。
シルバーの指輪でした。
いろんなことを期待してしまいましたが、そこから目玉が出てくることはなく、ちょっとだけ残念でした。
-ホラーな男-
2015-02-26