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第4章 疑念

今日もいつものように家事を済ませ
お昼頃からパソコンを立ち上げ
小説を書き進めていた

サイト内では
春季咲来(ﾊﾙｷｻｸﾗ)
この作者名で執筆をしてたい

カタカタカタ・・・

何作品も執筆をしてきたけれど
見えない壁にもぶつかっていた

「やっぱり変わらない」

「もう なんでなのかなぁ～」

現在執筆中のランキングに目をすると
そう呟いた

執筆中の作品は色々な評価が集計され
毎日ランキングが更新される仕組みなのだが
裕子の作品はある一定のランキングまでしか
上がった事が無かったからだった

ランキング順の作品、作者名を見てると

「また変わらずいつもの人達だわ」

「この人達、もしかして一般じゃなくて
プロなんじゃないのかしら・・・」

そんな考えを思ったりもしていた

更新頻度は私と変わらない
もしくは私の方が多いかもしれない
だけれど超えれない

どんな作品か気になって上位の作品を
読んでみたりしたけれど

どの作品も内容のストーリー、表現から
しかも読みやすく裕子の作品よりも
確かに出来栄えが良く上位にあるのが
納得出来る作品が多かった