この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
叶わないならせめて、手に入らないならいっそ
第8章 泡のようにはじけて
「あ……」

殴ってしまった。

しゅーちゃんの顔は衝撃で横を向いていた。
口の端が切れている。

しゅーちゃんがゆっくりとこっちを向く。
雨に湿った前髪のせいで表情がよくわからない。

しゅーちゃんは血の混じった唾を吐き出した。
少しのタイムラグがあって、俺の拳もじんわりと痛くなってくる。

少しの後悔と、それ以上の怒りと。

「若葉……」

しゅーちゃんの唇が微かに動いた。
/261ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ