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可愛いヒモ~番外編
第5章 風邪っぴきにはご用心!

「やだっ」

 さらにきつく足を閉じようとするのを、無理やり両手で開かせる。

「あ、離して……っ」

 ずり下がろうとするけど、後ろはドア。もちろん無理。

「いやあ……っ」
「さっきから、嫌とかダメばっか。それはそれで興奮するけど」
「サド……っ、んんっ」

 俺は悪態ばかりつくゆーりの口を、自分の唇で塞いだ。……本当はキスもしないつもりだったけど、ゆーりの乱れた姿見てたら我慢できなかった。
 柔らかい唇も、溜まった唾液も、鼻から抜けるような吐息も、全部欲情を煽る材料になる。

「ん、んうっ」

 ゆーりは苦しそうに呻くけど、貪るのをやめられなかった。
 そのままゆーりの胸元に両手を突っ込んで、ブラの隙間から両胸を揉みしだいた。

「ふ……ううっ!」

 ゆーりが俺の胸を押して、暴れようとする。だけどそれには応じず胸を揉み続けていると、徐々に彼女の体から力が抜けていった。
 ……ダメだ、やっぱりもう我慢できない。犯したい。
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