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可愛いヒモ~番外編
第5章 風邪っぴきにはご用心!

耳だけじゃない。指先が体のどこに触れたって、ゆーりの口からは甘い吐息が漏れる。
イッたあとの、全身が性感帯みたいに敏感になったゆーりの体はいつもよりさらにいやらしくて、興奮をさらに煽られる。
「ーーベッド、行く?」
俺はゆーりの顔を見つめて、にっこりと笑った。壁際でゆーりを追い詰めるようなエッチもスリリングで楽しかったけど、ガチガチになった俺のを挿入するのに、ここじゃ不便だ。
無理な体勢を強いて、ゆーりの体を痛めてしまうのも嫌だし。
怯えたような眼差しで見つめてくるゆーりが可愛い。もう責められるのは嫌って顔。ついつい吹き出してしまう。
ゆーりの中からようやく指を引き抜いて、彼女に口づけた。
「もう意地悪しないから。……俺のも限界なの。今度はゆーりが気持ちよくしてよ」

