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可愛いヒモ~番外編
第5章 風邪っぴきにはご用心!

 本当はどろどろに柔らかくなったゆーりの中に入れたいのが本音。だけどそれが辛いなら、別に挿入じゃなくても良かった。手でも口でも。

「ふ……ん……」

 唇を離し、とろんとしたままのゆーりを体を支えながら立たせる。ベッドまで連れていった。
 少しふらつくゆーりをベッドに座らせ、柔らかい布団の上に押し倒す。
 再び口づけた。

「んん……」

 ゆーりの体がしなやかに伸びて、色っぽい喘ぎを洩らしながら、俺の首に両腕を巻きつけてくる。

「入れても、平気? それとも今度はゆーりが責めてくれる?」

 最近責めさせてくれない、って抗議されたばかりだからね。一応、ゆーりの意向を尊重するつもりではいた。
 ゆーりは目元まで真っ赤になった艶っぽい顔で俺を見上げながら、一言。

「……入れてよ、麻人の欲しいの」

 ギリギリ残っていた理性も、そこで吹っ飛ばされた気分だった。
 俺はゆーりの足を手で開かせて、欲求のままに体を沈めていった。
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