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可愛いヒモ~番外編
第5章 風邪っぴきにはご用心!

「いい、平気、平気……っ」
「……そう?」
僕の慌てっぷりに、お姉ちゃんは不信そうに首をかしげた。
怪しまれたかな? 内心ドキドキしながら、口元まで掛け布団を引き上げて、上目遣いにお姉ちゃんを見つめる。
「あとで自分で着替えるから……」
「ちゃんと着替えなさいよ」
「……はーい」
「おかゆは?」
「おかゆも、自分で食べる……」
いいから、早く出てってくれないかなぁって思っちゃう。
……火照った体を慰めたくて、待ちきれない気分だった。
「食べ終わったら机にでも置いといて? また様子見に来るからねー。風邪が悪化したなって思ったら呼ぶんだよ」
それだけ言ってお姉ちゃんは部屋を出ていった。
やっと!
僕は隠したエロ本を再び出して、丸出しだったアソコを握った。少し硬くなったのに、またふにゃふにゃした状態に戻ってる。またやり直しだ……。

