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藤の舞
第14章 謝肉祭
袋には薄いレースの筒のような白い服と、
ボディースーツ、全身タイツのような黒のものが入っていた。

黒のものを拡げると、手足から首まで、ほぼ全身を包むようになっている。

大きな斜めの格子柄で、股には3つの丸の切り替えが付いていた。

爪先から履いて持ち上げていく、手指は一本ずつ入れるようになっていた。

引き揚げると乳首のところだけ硬い革の円がついていた。
そして乳房の下側はゴムが通っていて、乳房を納めるとツンと上向きになるようになっていた。
欲を封じ込められたような不思議な感覚を覚えた。

ファスナーを閉めていくと、もっとぴったりと張り付いてきて、ズキズキと封じ込められた欲が溢れるように疼いた。

タートルネックのように首の部分が余っていて、
耳に掛けると言われたことを思い出した。

引っ張り上げて耳に掛けると目の下まで封じ込められた。

白い服はうっすらと透ける程度で胸から太ももまでを纏いつくような感じで、胸の上の真ん中に細いチェーンが渡っていた。

胸元から臍まで布が開いていたが、カーテンのように引っ張ってそれを閉めて隠した。
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