この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
藤の舞
第17章 童歌

"チュウ"
あん
"チュウ"
あん
"チュウ"
あぁん
"おっ父さんが呼んでも"
"おっ母さんが呼んでも"
とうとう衝立の迷路が終わり"遊び"の様子が見えた。
五人の男が車座になり、外側を向いて、互いの背を支えにして座っていた。
そこに一人の女が大股開きで跨がり、歌の節に合わせて、男を渡り歩いていた。
女は俺に背中を向けた男に貫かれているところだった。
異様な雰囲気にゾッとする反面、一気に自身に熱が籠る。
♪♪"いき〜っこ無〜しぃ〜よ"
っぁあ…だめ、だめ…いきそぅ…
「そりゃ駄目だ」
女を抱いていた男が、さっと女を外し、隣の男へ誘導した。
男たちは銀の細いチェーンを手で持ち、それが大きな円となり男たちの前に渡っていた。
女はまだ向こう側にいてわからないが、奴隷、"親友"では無さそうだ。
はっきりしないのは、そしてこの遊びが異様な雰囲気を醸し出しているのは、
男も女も、黒い頭巾をすっぽり被っていて、
目と口だけしか見えないからだ。
俺の正面にいる男が、手招きし、側にある椅子に腰掛けるよう促された。
俺は従って、そこに座った。
あん
"チュウ"
あん
"チュウ"
あぁん
"おっ父さんが呼んでも"
"おっ母さんが呼んでも"
とうとう衝立の迷路が終わり"遊び"の様子が見えた。
五人の男が車座になり、外側を向いて、互いの背を支えにして座っていた。
そこに一人の女が大股開きで跨がり、歌の節に合わせて、男を渡り歩いていた。
女は俺に背中を向けた男に貫かれているところだった。
異様な雰囲気にゾッとする反面、一気に自身に熱が籠る。
♪♪"いき〜っこ無〜しぃ〜よ"
っぁあ…だめ、だめ…いきそぅ…
「そりゃ駄目だ」
女を抱いていた男が、さっと女を外し、隣の男へ誘導した。
男たちは銀の細いチェーンを手で持ち、それが大きな円となり男たちの前に渡っていた。
女はまだ向こう側にいてわからないが、奴隷、"親友"では無さそうだ。
はっきりしないのは、そしてこの遊びが異様な雰囲気を醸し出しているのは、
男も女も、黒い頭巾をすっぽり被っていて、
目と口だけしか見えないからだ。
俺の正面にいる男が、手招きし、側にある椅子に腰掛けるよう促された。
俺は従って、そこに座った。

