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藤の舞
第17章 童歌
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あっ…いやぁあああ…
「落ち着きなさい。ご主人は先に帰られたよ。」
「先生、捨てないで、私を捨てないで…」
僕は、見込んだ通り、この夫婦がどうしようもないことに笑みが浮かんだ。
それを奴隷は『捨てない』という意味と受け止め、安堵の表情になる。
既婚者で本当の意味で、全てが僕のモノになる初めての奴隷に、
僕は、『大丈夫だよ』の意を込めて微笑み直した。
「僕は貴女を捨てたりしませんよ。
でもそれは、ご主人も同じように思っていますよ。
最初にここに来た時のことを思い出してください。
ご主人との赤ちゃんが欲しかったんでしょう?
それはご主人もそう思っているようですよ。
ご主人に不妊の原因がないか、検体を出していかれましたから、
ご主人とよく話し合われてはいかがですか?」
「先生、それはここに来るなと言うことですか?」
あっ…いやぁあああ…
「落ち着きなさい。ご主人は先に帰られたよ。」
「先生、捨てないで、私を捨てないで…」
僕は、見込んだ通り、この夫婦がどうしようもないことに笑みが浮かんだ。
それを奴隷は『捨てない』という意味と受け止め、安堵の表情になる。
既婚者で本当の意味で、全てが僕のモノになる初めての奴隷に、
僕は、『大丈夫だよ』の意を込めて微笑み直した。
「僕は貴女を捨てたりしませんよ。
でもそれは、ご主人も同じように思っていますよ。
最初にここに来た時のことを思い出してください。
ご主人との赤ちゃんが欲しかったんでしょう?
それはご主人もそう思っているようですよ。
ご主人に不妊の原因がないか、検体を出していかれましたから、
ご主人とよく話し合われてはいかがですか?」
「先生、それはここに来るなと言うことですか?」