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藤の舞
第20章 結末
まだ台座は回っていて、私の周りから部屋の隅まで、びっしりとお客様で埋まっていた。
皆、白衣をきて床に座り私を見上げていた。
拍手が上がり、先生が立ち上がる。白衣のポケットから、あの卑猥な玩具が取り出された。
いやっ…やめてぇっ…
「別に見なきゃいいし、いかなきゃいいだけですよ。」
そう言って先生がスイッチを入れる。
そう出来れば、見ないし堪える。
でも、このモーター音を聞くと、あの時欲しいのにずっと貰えず燻った欲望、そしてそこから解放された時のあの快感を思い出すのだ。
奴隷はイヤイヤと首を振ってそっぽを向くが、スイッチを切ると、慌てて覗く。
またスイッチを入れて、それぞれを卑猥に動かして見せると、
もう食い入るように見ていた。
「凄いですね。どうやって調教するんですか?」
「調教はしてませんよ。痛みや恐怖もほぼ与えてません。
我慢させるか好きなだけあげるか…の組み合わせだけですよ。」
こうやって話していても、もう聞こえていないのか、
奴隷は回りながら、嫌がっていたはずなのに、バイブとローターを目で追っていた。
皆、白衣をきて床に座り私を見上げていた。
拍手が上がり、先生が立ち上がる。白衣のポケットから、あの卑猥な玩具が取り出された。
いやっ…やめてぇっ…
「別に見なきゃいいし、いかなきゃいいだけですよ。」
そう言って先生がスイッチを入れる。
そう出来れば、見ないし堪える。
でも、このモーター音を聞くと、あの時欲しいのにずっと貰えず燻った欲望、そしてそこから解放された時のあの快感を思い出すのだ。
奴隷はイヤイヤと首を振ってそっぽを向くが、スイッチを切ると、慌てて覗く。
またスイッチを入れて、それぞれを卑猥に動かして見せると、
もう食い入るように見ていた。
「凄いですね。どうやって調教するんですか?」
「調教はしてませんよ。痛みや恐怖もほぼ与えてません。
我慢させるか好きなだけあげるか…の組み合わせだけですよ。」
こうやって話していても、もう聞こえていないのか、
奴隷は回りながら、嫌がっていたはずなのに、バイブとローターを目で追っていた。