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第20章 結末

奴隷もいい加減疲れたのか、意識を飛ばしたまま寝息が聞こえることもあり、結局皆が帰っていった。

意識のない奴隷をシャワー室で浄め寝かしてやる。
僕も隣で眠ったが、
奴隷は温もりを求めてぴったりと寄り添ってきた。

僕はあまり抱いていなかったので、まだ相手をしても良かったが、一応母体を考えて休ませてやる。

明日は、今日の半数程度しか集まらないので、少しゆっくり出来るだろう。

明日の宴を思いながら目を閉じた。




だいぶ遅めに目覚める。奴隷も一緒に寝ていた。
僕は朝食はとらないのでコーヒーだけを入れる。

sexと仕事に関わらない事には疎い僕は奴隷の朝食をどうするかなど思いつきもしなかった。

奴隷は目覚めるなり僕に奉仕してきたが、
屍になった奴隷を抱きたかったのでそのまま口内に放つ。

若い医師が一番乗りで訪れ、サンドイッチなどを差し入れしてくれたので、奴隷に食べさせる。

奴隷は何も話さなかった。気力がないのか、戸惑いがあるのか、
何か聞かれたら答えようと思っていたが、
自分だけ昨日のまま裸でも、それが当たり前のように、『いただきます。』とだけ挨拶して黙々と食べていた。